【2022年】SDGsのための身近な取り組みには何がある?具体例を紹介

【2022年】SDGsのための身近な取り組みには何がある?具体例を紹介

このごろ、「SDGs」という言葉が、一般にも広く浸透するようになりました。 しかし、言葉自体は知っているものの、具体的にどのような取り組みがなされているかはよく分からない…という方も多いのではないでしょうか。

そこでここでは、SDGsの実現のために行われている身近な取り組みをご紹介します。 中には私たち一般人でも協力できることがあるので、ぜひ参考にしてみてください。


SDGsのための身近な取り組み一覧

さっそく本題に入りましょう。 SDGsの実現のために、身の回りではどのような取り組みが行われているのでしょうか? 具体的なイメージをしやすいものに絞って、4つ解説していきます。

節電

節電は、私たちが「エコ」な取り組みをしようと考える際、最も思いつきやすいものではないでしょうか。 事実として、個人レベルでも企業でも、節電により消費エネルギーを削減することはとても重要です。 特に日常生活においては、一人ひとりが削減できる電力量はわずかでも、全国民が意識して行動することにより大きな変化につながるでしょう。

太陽光や風力による発電

節電と関連して、太陽光や風力による発電も、身近な取り組みのひとつです。 自然のエネルギーを利用した発電方法は、排出する二酸化炭素を減らし、地球温暖化を防ぐことができるとして注目されています。 災害の多い日本では、このような発電方法を実現するのが難しい部分もありますが、それでも太陽光パネルなどは一般人でも手に入れやすくなりました。

リサイクル

最近では当たり前のように行われているごみの分別やリサイクルも、SDGsの達成のために非常に重要な取り組みです。 リサイクル素材を使用した商品を、店頭で見かける機会も多いでしょう。 また、ごみのリサイクルとは別に、使わなくなったものを中古品として誰かに譲ることも、再利用のための身近な取り組みのひとつであるといえます。

ごみの削減

上に挙げたリサイクルも大切ですが、SDGsの達成に近づくには、ごみの排出量そのものを減らす必要もあります。 私たちの身近なところでは、マイボトルやマイバッグの使用が挙げられるでしょう。 現に、レジ袋の有料化に伴い、マイバッグを使うようになった方が増えました。 また、カフェなどの飲食店でも、マイボトルを持参した方に割引をするなどの取り組みが見られます。

SDGsに関するイメージ画像

SDGsのために私たちができる取り組みは?

それでは、個人である私たち自身が、SDGsの実現のために行動できることはあるのでしょうか。 ボランティアや市民活動などもありますが、ここではより気軽に実践できる取り組みを紹介します。

日常生活を変える

まずは、日常生活の意識から変えることです。 ひとつ前の項目でもご説明しましたが、節電やごみの削減といった目標は、一般人がひとりで頑張っても達成できる量はわずかです。 これは逆にいえば、地球に住む私たち全員が行動を変えれば、大きな力になるということでもあります。 日常生活のできる範囲から行動することで、地球環境を守っていきましょう。

サステナブルな商品を選ぶ

何かものを購入するときに、サステナブルな商品を選ぶことも重要です。 個人と違い、企業はSDGs達成において多大な影響力を持ちます。 しかし、それを私たち消費者が評価しないと、企業は赤字になって取り組みを続けられなくなります。 多少割高でも、リサイクル素材を利用したり、フェアトレードを実践している商品を選ぶことで、企業の取り組みの応援につながるでしょう。

認証マーク入りの製品を購入する

サステナブル商品を選ぶ際には、認証マークをチェックするのもおすすめです。 認証マークとは、環境問題や労働・貧困問題に配慮して製造された製品に付けられるものです。 特に食品においてよく見られるマークなので、SDGsに興味のある方は覚えておくとよいでしょう。身近な例では、以下のようなものがあります。

    • FSC認証:
      環境保護のため、適切に管理された森林の木から作られた製品

    • ASC認証:
      労働者や周辺環境に配慮し、環境に負担をかけない方法で養殖された水産物

    • MSC認証:
      生物多様性の保護のため、生息数に配慮して漁獲された水産物

私たちの行動でSDGsの身近な取り組みを応援しよう

SDGsの達成において、大きな力を持つのは、当然ですが政府や企業です。 しかし、そのような大きな組織による行動を後押しするのは、私たち一人ひとりの意識ではないでしょうか。 一般人だから関係ないと思わずに、できる範囲でSDGsへの取り組みを実行することが重要です。

また、今回は環境問題をメインに取り上げましたが、ジェンダー平等や教育、福祉など、SDGsには他にも様々な達成目標があります。 世界を変えるために行動を起こしたいと考える方は、このような取り組みについても、ぜひ頭の片隅に置いておいてください。

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